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人材ロゴ  インターンシップとは 

   学生が一定期間企業等の中で研修生として働き、自分の将来に関連のある就業体験を行える制度

大学本科生では3年次の夏・春の長期休暇中に行く事がほとんどで、3年秋から本格化する就職活動に先駆けて就業体験を積むことで、就職活動本番でのミスマッチを防ぐ目的もある。就活サイトでも、従来の就活情報に加え、インターンシップ情報も提供するサイトが増えている。基本的には社会勉強いうことで、労働賃金払われないが、企業によっては払われるところもある。学校によっては単位認定される。最近は一年生から募集しているところも徐々に増えている
(参考:wikipedia)


就活生が就業中に、志望する業界の企業等で自らの専攻や将来のキャリアに関連した就業体験をできるという点では、非常に優れた制度です。いくらアルバイトの経験が豊富だからといって、実際に企業で仕事をするという事がどういう事なのかを体感できる点や、その業界の実体を見れたり、就活生の不安要素を払拭する意味でも大変意義の高いものだと思います。

しかし・・・

問題が無いわけではありません。

インターンシップは就活生側からするとありがたいものですが、受け入れる企業からすると、コストと手間がかかる制度でもあるのです。
主旨は「学生の自立支援」であるため、基本的には無報酬である場合がほとんどですが、企業側に全くコストがかからないというものではありません。労災に対する保険や、交通費はもちろん、人を一人雇うわけですから、管理責任も生じます。企業にとってのインターンシップのメリットとは、一体何だろうか?また、学生を受け入れる意味をどう定義すべきなのだろうか?という点が曖昧なままなのです。

企業にとってインターシップを受け入れた場合、短期アルバイトと同じ労働力にしかなりません。通常、夏休や春休みなどは企業はあまり仕事がありません(昔から暇のニッパチ・・2月、8月と言うくらいです)。しかし、そういう時期にインターンシップを受け入れなければなりません。インターンシップ用に受け入れ先を作り、わざわざ仕事を与えるのです。就活生の自立支援という目的がこれで達成できるのでしょうか??

また 「インターンシップ=正規採用」という方程式はなかなか成り立たなくなってきています。
なぜなら・・
人気企業ともなれば、何千人もの就活生からエントリーがあります。その中から高学歴で既に自立した学生を厳選採用すれば事足りるのです。わざわざコストと手間をかけてインターンシップ枠を拡大する必要性を企業は感じていません。
仮に会社が世間体を考えて人事部がインターンシップを募集していたとしても、実際に現場の部門長はそんな都合は関係ありません。配属先で冷遇にあうリスクも高くなっています(一般的に会社というところは部署ごとの連携はあまり上手く取れてません。人事部は人事部の都合で・・・営業は営業の考えで・・・という具合です)。

ただし、知名度が低い中小企業は別です。
インターンシップを通じて、大企業にも負けない技術やサービスレベルを就活生に知ってもらえるという大きなメリットがあります。逆に新しい技術はこうした中小企業から生まれるといっても過言ではありません。大企業にあるような縦割りのセクショナリズムもありませんから、社長が「インターンシップをやる!」と言えば、みんなが協力します。
こういう”目利き”ができる自信があるなら、インターンシップに参加すべきだと思います。一般情報では得る事ができない生の現場を体験できる最高の舞台なんですから。

さて、あなたはインターンシップを利用しますか?



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