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吉野家 VS すき家




就活している学生でも、新聞やニュースで「牛丼戦争」という言葉を聞いたことがあると思います。
すくなくとも私が大学生だったころ、牛丼と言えば誰もが吉野家と答える時代でした。牛丼の味のベンチマークは吉野家以外に考えられない時代がありました。
しかし下のグラフ(店舗数推移)を見て下さい。
牛丼戦争店舗数グラフ
Garbagdenews.comより
2006年頃には業界2位と3位が店舗数で入れ替わり、2008年9月にはゼンショーが全店直営で展開するすき家が業界最大手に君臨し続けてきた吉野家を一気に逆転したのです。
そもそものきっかけは2003年アメリカワシントン州でBSE(狂牛病)が発見され日本政府がアメリカ産牛肉の輸入を禁じた事が発端となっている。2004年の2月には大手牛丼店から一斉に牛丼が消えるという異常事態に陥ったのです。
しかし問題はここからの各社の対応です。
細かな点は省き、論点を絞るために要点だけ言わせてもらうと・・・

<吉野家の対応>

何年も業界No.1の座を君臨してきた自負とプライドから、従来の「品質」へのこだわりを貫き、牛丼の無期限販売中止

<すき家の対応>
この年の9月からアメリカ産牛肉に見切りをつけオーストラリア産ビーフに切り替え牛丼販売を再開

その後、吉野家もオーストラリア産を利用するも、牛丼は販売せず「牛焼肉丼」なる商品を展開
2005年には政府が条件付きながらもアメリカ産牛肉の輸入再開を発表。しかし今度は逆に吉野家が再開すると表明したが、すき家は安全性への懸念から当面は見合わせると発表しました。

その後、牛丼業界は価格競争へと移っていきました。

前置きが長くなりましたが、ここからが本題です。


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