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就活で必ず行うべき確認作業

大学生が選んだ就職先人気企業ランキング 2012



あちらこちらに就職先人気企業ランキングがありますが、(株)ダイヤモンド・ビッグ アンド リード調べによると以下のようになったようです(有効回答数 7,048  調査期間:2011年11月9日〜2012年1月22日 希望企業を8社記入)

男子(文系)

1位:三菱商事
2位:住友商事
3位:三井物産
4位:東京三菱UFJ銀行
5位:伊藤忠商事

男子(理系)

 1位:東芝
 2位:日立製作所
 3位:三菱商事
 4位:ソニー
 5位:住友商事

女子(文系)

 1位:東京海上日動火災保険
 2位:三菱東京UFJ銀行
 3位:JTB
 4位:みずほフィナンシャルグループ
 5位:三井住友銀行

理系(女子)

 1位:明治グループ
 2位:ロッテ
 3位:資生堂
 4位:森永製菓
 5位:日清製粉グループ


そうそうたる一流企業が勢ぞろいですが、アンケートをとれば、こういう回答になるのは仕方ないと思います。
私がちょっと気になるのは、男子は「ネームバリュー/ステータス」重視、女子は「世間の露出度が大きい企業」に人気が集中していることです。

特に、文系女子3位にJTBが入っているのには驚きです。なぜ?JTBが人気なんでしょうか?
確かに「旅行」「海外」というイメージとつながりやすく、「仕事が楽しそう」に繋がっているのかも知れません。
しかしプライベートの旅行と仕事でのアテンドや企画立案、接客・・同じというわけにはいきません。
仕事となれば競合する他企業との戦いの中、かなりの犠牲を払って、お客様へのサービス向上を目指していくわけですから、旅行業はかなりのハードワークを強いられる業界です。

私も個人的に街角にある旅行ショップを利用したことがありますが・・・店内はドロ〜ンとした雰囲気で、雑然とした環境で働くカウンター担当の方を見たという記憶しかありません。
もちろん、旅行業界がNGだとは言いません。しかし並みいる企業を抑えて人気No3に君臨するとは、期待が強すぎて、理想と現実のギャップが大きすぎると思います。

テレビのCMやスポット広告を大量に投下する企業や、雑誌やネットを使ったPR活動が上手な会社は、学生には魅力的に見えるのでしょう・・。


是非、OB訪問や実店舗がある企業ならお店を利用してみるなど、就活で必ず行うべき確認作業をして下さい。


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