トップページ < 意外な就職先選定方法 < 良い大手企業の子会社とは

良い大手企業の子会社とは


文系出身の就活生には、大手企業の関連子会社に就職する方も大勢います。
子会社と言っても、日本には世界に誇れる優れた技術を持った優秀な企業が沢山あります。
例えばNASAにパーツを供給している中小企業や、最先端の医療用機器の製造委託を受けている子会社もあります。

子会社には主に次の2種類のタイプがあります。

(1)親会社から技術提供や人材派遣を受けて、生産委託を主に行っている会社(大手のOEM会社など)
(2)独自の優れた技術を持ち、そこから生み出された商品を親会社に提供している会社


中には(3)赤字会社でありながら、親会社のアンダーに入っているために企業活動だけは続いている会社・・という場合もあります。

いずれにしても”良い子会社”という定義は難しいのですが、就活生が将来、そこで活躍し会社が存続発展していくためには上記のうち(2)の会社が望ましいと言えます。

なぜなら・・・
(1)や(3)の場合、何か製品トラブル(重大クレーム)が起き、親会社から見放された場合、どうなるでしょうか?
こういう会社は売り上げの大半が親会社に対するものとなっています。その大口受注先である親会社から見放されたら、会社は一気に倒産へと突き進むこととなります。
昔こんな事がありました・・・
あるコンビニエンスストアにお弁当を供給している食品メーカーがありました。完全な子会社ではありませんが、ほぼ専用ベンダーとしてそのコンビニエンスで販売するお弁当類を毎日製造し納品していました。
ある日、そのお弁当が原因とされる食中毒を起こしてしまい、翌日からそのメーカーは営業停止処分となり、結果的にそのコンビニエンスストアとの契約は打ち切られました。
コンビニエンスストアとしても食中毒事件を起こした会社のお弁当を販売するわけにはいかないため、やむを得ない事です。
しかしその食品メーカーは、もう売り上げがありません・・・その先にどういう道が待っていたでしょうか・・・。

子会社を選ぶ時に、必ずチェックしたいのは・・・

・その会社独自の技術があるか
・売り上げが、特定の売り先に偏っていないか


は必ずチェックします。
独自の技術を持っていれば、特定の売り先に偏った営業戦略ではないはずです。仮に親会社から見放されても、生きる道はたくさんあるのです。

技術も無く、特徴も無い企業は脆弱な競争力のため、一寸先は闇?の状態と言えるのです。




続きを読む......>> 良い大手企業の子会社とは(2)へ進む




吉野家 VS すき家
業界だけで企業選定しない
イメージだけで志望企業を決めない
最有力市場-ネット通販
良い会社の見極め方
良い大手企業の子会社とは
ブラック企業の見極め方
就活で必ず行うべき確認作業


[PR]