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失業率に関する指標・ミスマッチ指標

このページは”ランキング”ではありませんが、就活生にとって気になる指標を・・・

就活生の内定率が悪化する要因の一つとして言われているのが、就活生の希望する職種や地域が企業側の求人内容と異なる点が挙げられます。これを「ミスマッチ」と言い、下のグラフにある通り、2007年頃からミスマッチ指標が広がっていて、構造的に失業率が高まったり就職内定率の悪化につながっています。

<就活生の就職希望先について>
ダイヤモンド社は「企業の新卒採用には改善の兆しがあるのに、学生は危機感から安定志向を強めており、両者の思惑に食い違いが生じている」と指摘しています。企業のPV(ページの閲覧数)が大幅に減少していて・・・つまり企業をよく研究せずに、業績や待遇だけで志望先としていると予想されます。

*男子
 商社・メガバンク(地銀も人気上昇)・大手電気メーカー・食品メーカー・・・安定を求める大手志向がさらに強まる
*女子
 女性支援制度の充実をうたう丸紅や大和証券グループなどが、順位を大きく上げて10位

上記の状況から、一部の大企業だけに人気が集中してしまい、中小企業にはエントリーすら無い・・というミスマッチが頻発しています。結果的に内定を取れない就活生が増大する事となります。

▼ミスマッチ指標
ミスマッチ指標グラフ
データ:ユースフル労働統計 −労働統計加工指標集−:2010年

学歴別 失業率推移(2000〜2009年)


学歴別の失業率を見てみると、全ての学歴において2009年は大幅に失業率が悪化しています。
これもミスマッチが生み出す影響です。
失業率推移(2000〜2009年)
データ:ユースフル労働統計 −労働統計加工指標集−:2010年


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<データ参照> ツカエルサイト 年収ラボ 2011年1月掲載データを参照させて頂きました