金融 選考の特徴

金融業界は「筆記試験またはWebテスト」「エントリーシート」の傾向が高い。
また、「その他」として、「小論文」や「健康診断」なども多くなっています。
OB訪問率が高いのも金融業界の就活の特徴(訪問した38.8%・・全業界平均27.5%)です(OB・OG訪問した金融業界内定者66人では、平均6.6人を訪問したということで、8業界全体の平均(5.5人)よりかなり多い)

当社の商品を他人に説明しなさい」。金融商品など一般の就活生は使ったこともない商品です。資料だけで説明することは難しので、しっかりと事前準備します。
「地方銀行ができる地域活性化とは?」。いろいろ答えることはできるが、実際やってみるのは難しいので、一般論的な話になりがちです。
「わが社のサービスを利用した際、改善すべき点はどこにあると感じましたか?」というものはやっかいです。
クレームではなく、的確な改善点を指摘しなければいけないからです。
「地方銀行と都市銀行の違いは?」。感覚で答えてはいけません。
「安全性を表す財務指標を3つ答えてください」というもの。会計を専攻している就活生には、いきなり専門的な質問をされる場合があります。
その企業の昨日の株価・・・盲点です。
オーソドックスですが、「どうして当行を志望しますか」という質問。 なぜ金融なのか、なぜメガバンクではなく地方銀行なのか、そのなかでもなぜその銀行を選んだのかをじっくり聞かれます。

「お堅いイメージを抱いていた」という人が多いのが金融業界内定者の特徴。それがいい意味で覆るのが普通です。
それから、思った以上に業務の幅が広いので、「女性が働きやすそう」といった評価も高い。

「安定性」「勤務地」が約6割を超える水準。
同業他社(他行)が同じことをやっているように見えてしまうけど、自分なりにそれぞれの会社の特徴を言えるようにするべきです。そのためにはOB・OG訪問、支店見学をたくさんするのが最短ルートです。
金融機関は誠実さが最も大切だと考えています。印象に残すためとはいえ、あまり奇抜なエピソードを作る・話すのは避けたほうがいいと思います。また、わからないことは正直にわからないといったほうが、印象がよくなると思います。間違ったまま仕事を進めるのはご法度の業界なので。物事に対する真摯な態度で望みます。
当然ですが・・・毎日新聞を読む、株価、経済指標などはきっちりとおさえておきます。