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金太郎飴でない事の重要性

大手の一部上場企業ともなれば、何千人〜何万人もの従業員が働いています。職種や部署数も多く様々な経歴の人たちが一致団結して共通の目標(会社の永続的発展)に向け、日々邁進しているのです。
しかしここで会社にとって重要なことがあります。それは全従業員が多様な角度から物事を捉え分析し、結果を追求する必要があるという事です。
もし同じ考え方や見方しかできないメンバーばかりが集まってしまっては、組織は硬直化し時代の変化にも対応できなくなるでしょう。様々なメンバーが同じ集団の中で切磋琢磨しているから、競争心理も働くし新たな困難に直面しても、誰かしらその困難を乗り越える知恵を出せるのです。

そう考えると、就活生を採用しようとする企業側が求める人材を考える時のヒントになるのではないでしょうか。
今では企業の採用活動のターゲットは国内の学生だけではありません。某コンビニエンスストアの本部では中国からの学生も大量採用しています。中国の学生は非常に競争心や向上心が強いですから日本の学生にとっては非常に強力なライバルとなっています。企業がこうした国外の学生を採用するのにはいつくか理由がありますが、その中の一つにグローバルな視点の人材が欲しい・・というのがあります。
就活用に上辺だけサラっと準備した国内の金太郎飴ではなく、色々な考え方の人材をミックスして採用したいと考えているのです。

キーワードは「独自性」と「独創性」であると言えます